教職大学院の1年間の学びを振り返る「第1回教育実践フォーラム」を開催

 茨城大学で、3月4日(土)、教職大学院(大学院教育学研究科教育実践高度化専攻)の主催による「第1回 教育実践フォーラム 教職大学院の1年間の学びを振り返る―理論と実践の往還を目指して―」が開催され、学生が1年間の活動や研究状況を報告しました。学生、教職員のほか、県内の教育関係者など100人が参加しました。
 茨城大学の教職大学院は昨年4月に開設され、現在、第一期生として現職派遣の学生9人と学部卒業後に進学した学生10人の計19人が学んでいます。冒頭で挨拶をした生越 達 教育学研究科長は、「1年目ということで、学生、教員はもちろん、実習校や現職派遣の本務校も含めて、みんなで試行錯誤しながらつくってきた。学生にとっては苦労も多かったと思うが、茨城の教育を良くしようという覚悟もできてきたのではないか」と語り、実践発表を控えた大学院生たちを労いました。
 全体会では、常陸太田市立水府小学校を本務校とする現職派遣の興野 聖人さんと、学部卒学生の菊池 文太さん、萩原 将さんが、「教職大学院1年間で学んだこと」と題した実践発表を行いました。いずれの発表においても、実習やディスカッションを通して研究課題が変容していったことに言及しました。菊池さんは「指導技術の引き出しを増やすことから、子どもの学びを主体とした教育へと、実践の課題が変わった」と振り返りました。また興野さんは、地域資源の活用をとおしたカリキュラム・マネジメントの実践を2年目の課題として掲げました。
 後半の分科会では、学校運営、教育方法開発、児童生徒支援というコースごとに分かれ、全員が口頭発表を行いました。フロアからも研究・実践内容に関する意見が多く出され、それぞれの学生が2年目へ向けた課題を確認するとともに、地域の教育における教職大学院の意義を発信する機会となりました。

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全体会の様子
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分科会の様子

(2017年3月9日)