理工学研究科博士後期課程3年生の加賀谷さん  日本医学物理学会学術大会優秀研究賞を受賞

9月18日~20日に北海道大学医学部学友会館フラテで行われた第110回日本医学物理学会学術大会で、理工学研究科博士後期課程3年生の加賀谷 美佳さんが「優秀研究賞」を受賞しました。

1961年に設立した日本医学放射線学会物理部会を起源とする日本医学物理学会は、会員約2,100名からなり、放射線の医学応用の研究のほか、専門職として医学物理を医療現場で実践する医学物理士の教育、養成など幅広く活動しています。

今回の大会では「医学物理の未来を語ろう!―学術融合による新たな展開―」をテーマに、放射線診断物理学、核医学物理学、放射線治療物理学、放射線防護・安全管理学、基礎医学物理学など、医学物理学領域の専門家ら459名が参加し、討論や情報交換が行われました。また、大会において発表された一般演題100演題およびポスター演題37演題の中から、新規性・独創性、発展性・波及効果、有用性・実用性の観点で特にすぐれた研究20 演題が表彰され、加賀谷さんの一般演題(口頭)「ガンマ線の到来方向がわかるコンプトン型サーベイメータの開発」に「優秀研究賞」が授与されました。

 

 

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 賞状  

 受賞した加賀谷美佳さん

 

 

加賀谷美佳さんのコメント

この度、第110回医学物理学会学術大会において優秀研究賞を受賞することができ、大変嬉しく思っています。本大会で発表した、ガンマ線の到来方向がわかるコンプトン型サーベイメータは、核医学施設における室内の放射能汚染の測定に用います。医療従事者および患者の不必要な被曝を低減させることが可能であるため、人々の健康を守るために役に立てることができると期待しています。
今回、指導教員である片桐秀明准教授や、一緒に検出器を開発した若松諒君、ガンマアイグループのメンバー、国立がん研究センターの方々の協力によりこのような名誉ある賞を受賞することができました。心より感謝申し上げます。今後もより一層研究開発に励んでいきたいと思います。

関連リンク

◆ 茨城大学研究者情報総覧

理学部 理学科 (物理学コース) 片桐 秀明 准教授 (加賀谷さんの指導教員で、演題の共同執筆者)
理学部 理学科 (物理学コース) 吉田 龍生 教授 (演題の共同執筆者)

◆ 研究室ホームページ

茨城大学理学部高エネルギー宇宙物理グループ

(2015年11月26日)