模擬裁判を導入した参加型授業を水戸地裁との連携で実施

5月13日(水)、水戸地方裁判所との連携により、模擬裁判を通して裁判員裁判について学ぶ授業を実施しました。

この授業は、水戸地方裁判所による裁判員制度の教育・普及活動として実現したもので、人文学部の学生約200名が受講。アクティブラーニングを採り入れた、本学の地域連携の取り組みの一環でもあります。

今回は、アルバイト先で紙幣をカラーコピーした男性が通貨偽造の罪に問われる、という身近な設定で、学生と水戸地方裁判所の裁判官などが、裁判官、裁判員、弁護人、検察官などの役を務める形で模擬裁判をおこないました。その後、グループに分かれて評議をした上で、各グループがそれぞれの判決を言い渡しました。

授業を担当した水戸地裁の裁判官は、「今回のケースでは有罪という判決がもっと出ると予想していたが、無罪と判決したグループも結構あり、判決理由にも説得力があった。短い評議時間と限られた情報にもかかわらず、深い議論ができた」と講評。その後の質疑応答では、「同情したくなるような犯行動機の場合、量刑に影響するのか」「執行猶予になるのはどういうときか」といった質問が出されました。

授業を統括する荒木雅也 人文学部准教授は、今回の取り組みについて、「社会のグローバル化が進む中、これまで以上に求められるであろうディベートの力を、模擬裁判や法律学を通して本格的に身につけてほしい」と話しています。

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