中村麻子准教授 (理学部) が放射線影響学会奨励賞を受賞しました

平成26年10月1日~3日に鹿児島県かごしま県民交流センターで行われた日本放射線影響学会第57回大会にて、平成26年度日本放射線影響学会奨励賞を受賞しました。奨励賞は放射線影響研究において顕著な成果を発表し、将来の発展が期待し得る若手研究者に贈られるものです。


◎受賞業績

「高感度DNA損傷マーカーを用いた放射線生物影響に関する研究」


◎受賞研究内容概要

これまで受賞者は高感度DNA損傷マーカーであるリン酸化H2AX (γ-H2AX) を用いたDNA損傷モニタリングシステムを利用することによって、DNA損傷修復機構、細胞老化及びがん化機構に関する研究、そして放射線発がんのリスク評価開発を行ってきた。最近では福島原発事故による被ばく家畜のDNA損傷レベルの検討を行い、生体内DNA損傷レベルをγ-H2AXによって定量、線量評価を行うための重要なデータを得た。現在、申請者は放射線発がん過程がDNA損傷応答を初期反応として、細胞老化応答、炎症反応といった様々な細胞・組織応答が活性化されることで進行することに着目し、放射線発がん過程における組織微小環境を制御する機構についての研究を行っている。


関連リンク

日本放射線影響学会ホームページ

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