学生による地域参画プロジェクト

茨城大学では地域連携を目的とする教育研究活動を充実させて、その成果を地域社会に還元することを重要施策の一つに掲げています。地域の抱えている問題を理解、対応ができ、将来的に地域の発展に貢献できる学生の育成も重要であると考えています。そこで、本学は学生にも地域連携に積極的に参加してもらい、地域活性化の一助となることを目的とした、学生地域参画プロジェクトを実施しています。

本プロジェクトは学生から斬新なアイデア・企画を募集し、プレゼンテーションにより企画のアピールを行った後、審査により採択プロジェクトを決定します。審査基準は「プロジェクトの内容と支援経費の趣旨との整合性」「企画の独創性・魅力」「計画の実行可能性」「得られる成果・効果等」「プレゼンテーション」となります。採択されたプロジェクトは社会連携事業会からのサポートを受けて実施されます。プロジェクト終了後は報告会が行われます。プロジェクトの中には、学長表彰や、学会からの表彰を受けるなど外部から高い評価を受けているものもあります。

プロジェクトの紹介

(1)茨城県における地域振興を目指した地質情報活用プロジェクト -ジオパークの設立を目指して-

現在、日本において「観光立国」化を目指した具体的活動が始まっている。その中で「ジオパーク」は世界遺産に並ぶものとして注目を浴びている。これは科学的に重要な地質遺産を資源とした自然公園であり、その地域の文化、教育、観光などの振興をとおして地域社会の活性化を目指すものである。本プロジェクトは、従来観光に利用されてこなかった地質情報を観光情報化することで地質学を生かした地域の活性化支援をめざす。さらに、地質情報を介して茨城の成り立ちを知ってもらい、地域の方々の教養教育や防災意識向上に役立ててもらうとともに地質情報の重要性と有用性を広く認識してもらうことも目標とする。

(2)光害(ひかりがい)対策プロジェクト =暗い夜空を求めて=

水戸市内及び茨城県北の夜空の明るさは何等級程度であるかを調べ、それによって夜空の明るさマップを作成する。また、周囲が開けて、夜空も明るくない条件の良いところを測光を通し探し、「天体観測スポット」として提案する。
それらをまとめて、どの程度の等級なら、どの星が見える(天の川が見える)、天体観測スポット等の情報を盛り込んだ地図を作って、水戸市、茨城県北及びその周辺に発信する。
さらに月に1回程度の天体観望会(主に水戸駅ペディストリアンデッキ)を行い、地域住民に街中でも見える星を紹介する。

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