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進化する農学部の学園祭・鍬耕祭―10/28・29 阿見キャンパスで開催

イベント情報

 農学部の学園祭である「鍬耕祭(しゅうこうさい)」が今年は10月28日・29日に阿見キャンパスで開催される。茨城大学創立以来行われており今年が第68回。地域の中でも毎秋のイベントとしておなじみになってきているが、今年は大きな進化を遂げているようだ。実行委員会の大里 さん(3年・委員長)、中山 大暉さん(3年)、塚田 麻友香さん(2年)、天野 一郎さん(2年)の4人に見どころや意気込みを聞いた。

DSC_0059_R.JPG揃いの法被をまとう4人(左から塚田さん、大里さん、中山さん、天野さん)

 「鍬耕祭ってなんか地味ですよね」――友人らのこの言葉で、鍬耕祭実行委員の中山さんのスイッチが入った。「俺らはまだまだやれるはずだ」。

 鍬耕祭は農学部の学園祭。ステージイベントや模擬店に加え、芋掘り体験や農学系サークル等による野菜の販売など農学部ならではの企画も多い。昨年はキャンパス周辺などから約200人の来場者があった。昨年の反省会のあと、大里さんを委員長とする新しい代に実行委員会のバトンが渡された。

 奮起した中山さん、大里さんたちがまず取り組んだのが、新たな実行委員のメンバー確保と、農学部内の他の団体との連携の強化だ。農学部の学生は、1年次を水戸で過ごしたあと、2年次から阿見での学生生活が始まる。この新2年生をいかに仲間に引き入れるかが重要だ。

 これまでは「2年生受入式」の場で呼びかけていたのだが、今年は個別説明会を自ら企画。しかも、鍬耕祭実行委員会だけをアピールする場ではない。数ある農学系サークルにも呼びかけ、それぞれの団体がブースを出展する合同説明会という形にしたのだ。
 「受入式で一方的に話すのじゃ伝わらないと思ったんです。やっぱり僕らが直接2年生たちと話をして、交流を深めながら仲間になってもらう仕掛けが大事。それは農学系サークルも同じで、いくつかある団体ごとの特徴を深く知ってもらうためには、こういう対話の場がいいな、と思って」と中山さん。その思いが実り、当日は100人近くが来場。実行委員会にも9人の2年生が入った。委員会全体のメンバーが18人なので、ちょうど半分が2年生ということになる。

 「合同説明会では手ごたえを感じることができました。私たちはただ鍬耕祭の準備をしていれば良いのではなくて、こうして団体同士をつないだり、農学部を盛り上げたりする役割を担っていくべきなんじゃないかって」(大里さん)。彼らの試みはさらに続き、今年6月には学科対抗のスポーツ大会も企画。70~80人の学生たちがバレーボールやドッジボールなどで汗を流し、学年をこえて交流を深めた。

こうした取り組みが、実行委員のメンバーたちのモチベーションを着実に向上させる。さらに6月には工学部の学園祭「こうがく祭」にも参加し、そこでも刺激を受けた。協賛社を集めるための活動にも自ずと力が入り、キャンパス周辺に最近新しい飲食店などが複数できたことも加わって、今年は昨年以上の協賛社が集まったという。

DSC_0016_R.JPGサークル棟での打ち合わせの様子

 そしていよいよ本番が近づいてきた。「もっと若い人たちにも遊びに来てほしい」と語るメンバーたちが今年力を入れたのが、"SNS映え"する装飾だという。「傘の道って知っていますか?」といって、中山さんがヨーロッパの町並みの写真を見せてくれた。色とりどりの傘がストリートの上に吊るされ、アーケードを成している写真だ。「今年はこれをキャンパスのメインロードでやろうと思ってます。協賛も去年より多くいただいたので、傘を60本買いました」(中山さん)。なるほど、これは阿見の新しい絶景になるかも知れない。

2年生の塚田さんは野菜販売の係だ。毎年複数の農家の協力で、白菜やネギなど旬の野菜を買いつけてきて販売する。その数、なんと25品目。しいたけなども人気商品で、「スーパーより安い」と好評だ。塚田さんは、「できるだけ多くの人に買ってもらえるように、しっかりおいしさを伝えたい」と意気込む。テントの装飾もこだわり、値札も某「遊べる本屋」風のおしゃれなPOPになりそうだ。

DSC_0009_R.JPG野菜販売のPOPを作っているときが一番楽しい?

 また、同じく2年生の天野さんは、美術部員として講義棟内の企画や、ポスター・パンフレットのデザインに参加しているほか、あるステージ企画も担当している。鍬耕祭としては恐らく初めてとなる、いわゆる"ミスコン""ミスターコン"企画だ。「☆AMICON☆」と名づけた。「初めてなのでどうなるかわからないんですが、鍬耕祭っていうと僕も地味なイメージがあったので、ちょっと派手さを出せればと思ったんです。出場エントリーですか?...募集しているんですけど、もっと応募してくれると嬉しいです。まだまだ待ってます!」と天野さん。「我こそは!」という学生はエントリーしてみてはどうだろうか。

農学部の学生たちがひとつになった今年の鍬耕祭は、明らかな進化を見せる。ホームページ(https://shukousai-ibadai.jimdo.com/)やツイッター(@shukou_official)でも積極的に情報を発信しているので、ぜひチェックし、当日遊びにきてほしい。

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第68回 茨城大学農学部 鍬耕祭

日時:2017年10月28日(土)9:30~17:00
          10月29日(日)9:30~15:00

会場:茨城大学阿見キャンパス

プログラム:ステージ、模擬店、講義棟での展示・イベント、スタンプラリー、芋ほり、野菜販売、乗馬体験など